市役所の苦情クレームはどこに?電話番号や問い合わせメールを調査!

今回は市役所に対する苦情・クレームがある場合、どこへ連絡を入れると良いのか、具体的な情報をお伝えしたいと思います!

それぞれの市役所に窓口アリ!

さて通常、全国各地の市役所は、市政・区政に関する意見・要望等の受付窓口を独自に設置しています。

例えば大阪市は「各区役所及び大阪市役所1階市民相談室」にて、市民の声を受付中(開設時間は9時00分から17時30分まで。土・日曜日、祝日、年末年始は休み)。

各区役所の電話番号・ファックス番号も、分かりやすく周知されていますね。

市民相談室に対しては、わざわざ足を運ばなくとも、ファックス・投書・ご意見箱といった手段にて声を届けることも可能。

〇大阪市 市民相談室 ※窓口情報一例
ファックス、投書、来訪、ご意見箱による、市政へのご意見・ご要望等をお受けしています。
〒530-8201 大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所1階)
ファックス番号:06-6206-9999
ご意見箱は、市役所正面玄関および南玄関案内所に設置しています。
電話でのご意見・ご要望等につきましては、広聴電話(電話番号:06-6208-8000)でお受けしています。

やはり多くの市民が対象となるだけのことはあり、様々な連絡手段が提示されているようですね。

とはいえ窓口の連絡先や問い合わせ手段は自治体によって異なりますから、まずはお住まいの地域の市役所ホームページなどを確認し、関連の情報を得てください。

「行政相談」の窓口を活用するのも一案!

また総務省のホームページで詳しく案内されている、「行政相談」の窓口を活用するのも一案でしょう。

行政相談とは、担当行政機関とは異なる立場から、行政などへの苦情や意見、要望を受け、その解決や実現を促進するとともに、行政の制度や運営の改善に生かす仕組みのこと。

国民が相談者として行政相談の窓口に連絡を入れると、そちらから都道府県市(区)町村などに対して、問題が解決されるよう働きかけが行われるのです。

対応策などの回答は、行政相談委員を介して、相談者へと届く仕組み。

そんな行政相談の受付窓口は、以下のようになります。

行政相談の受付窓口

<インターネットで相談>
インターネットで相談される方は、こちらをクリックしてください。

<電話で相談>
行政苦情110番(全国共通番号)へお電話ください。
0570-090110
※お住まいの都道府県の総務省行政相談センターきくみみの電話番号は、こちらをご覧ください。

-注意事項-
・行政苦情110番(0570-090110)は、お近くの総務省行政相談センターきくみみにつながります。
都府県をまたいで同じ市外局番が設定されている地域においては、隣接都府県の総務省行政相談センターきくみみにつながることがあります(該当する地域についてはこちらをご覧ください)。
・NTTコミュニケーションズが定める通話料がかかります。電話会社の通話料割引サービスや、携帯電話の料金定額プランの無料通信は適用されませんのでご注意ください。
・一部のIP電話では、利用できない場合があります。その場合は、こちらの番号におかけください。
・ご相談のお電話は、相談内容の正確な把握のため、録音させていただいております。
・平日の受付時間外や土日、休日、年末年始(12月29日から1月3日)など閉庁日におけるご相談につきましては、留守番電話で対応させていただいております。

インターネットや電話のみならず、「総務省行政相談センターきくみみ(行政相談窓口)」や「総合行政相談所」(全国主要都市のデパートなどで毎日または定期的に開設)などの窓口へ相談することもできるので、詳細を知りたい方はこちらのページを確認してみてください。

なお、「困りごとがあるけど、行政機関の窓口はちょっと相談しにくい」と考えている方については、お近くの行政相談委員に相談することも可能。

行政相談委員とは総務大臣から委嘱を受けた民間のボランティアのことで、全国に約5,000人(各市(区)町村に1人以上)が配置されており、直接相談を受け付けています。

行政相談委員の詳細も、こちらのページの「あなたの街の行政相談委員へ相談」という項目にまとめられています。

ただ個人的な意見を申し上げますと、行政相談はやはり“国の行政”についての意味合いが強いようなので、市役所への苦情は市役所の担当部署へ届けるのが一番という気はしますね。

以上、問い合わせ時の参考にしてみてください!